穢銀杏狐月

書痴の廻廊

事は起すに易く、守るに難く、其終りを全くすること更に難し。努力あるのみ。一途に奮励努力せよ。

※当ブログの記事には広告・プロモーションが含まれます

山梨の自動販売機 ―ワンハンド高級アイスクリーム―

 

 まだ生きているとは思わなかった。


 先日山梨に帰省した折、撮影したものである。

 

 

f:id:Sanguine-vigore:20210110170307j:plain

 


 レトロデザインなアイスクリームの自動販売機。電源は入っていないから、「生きている」という表現には語弊があるか。


 まだ撤去されずにいたとは驚きだ、と書くべきだろう。少なくとも二十年は昔から、この機械が稼働しているのを見たことがない。

 

 

f:id:Sanguine-vigore:20210110170339j:plain

 


「ワンハンド高級アイスクリーム」を謳いながらも、値段表示は一律百円。PariPariだのチョコモナカだの、どことなく見覚えのある商品が並ぶ。


 矢印が集中する真ん中は「当り」ランプになっていて、これがうまいこと点灯すれば、もう一個おまけで手に入るとか。こういうギミック付きの自販機はよく見掛けるし、買いもするが、一度たりとて当りを引けた例がない。この不ヅキが、これからの人生で償われるとよいのだが。

 

 

f:id:Sanguine-vigore:20210110170440j:plain

 


 もののついでにこちらの写真も上げておく。山梨で自販機といえばコレ、ハッピードリンクショップだろう。身延あたりではゆるキャン△』とコラボして随分華やかにやってるらしい。羨ましい限りである。

 

 

f:id:Sanguine-vigore:20210110170519j:plain

 


 恵林寺。初詣に訪れたとき、境内の池は半分近く凍結していた。

 

 

f:id:Sanguine-vigore:20210110170541j:plain

 


 ここで大小切騒動の始末がついたかと思うと、感慨もまた一入ひとしおである。

 

 

 

 

 

 
ここまでお読みいただき、誠にありがとうございます。
この記事がお気に召しましたなら、どうか応援クリックを。
 ↓ ↓ ↓

にほんブログ村 本ブログ 古本・古書へ