頭の中に鉄球がある。
砲丸投げに使うような黒くて重い鉄球が、だ。
ほんの少し首を傾けただけでもたちまちそいつが転がりはじめ、頭骨の内壁に衝突し、我慢し難い鈍痛を生む。
ここまで酷い二日酔いは久々だ。
昨晩、この二つをちゃんぽんした所為であろう。
次々に杯を重ねながら、かねてより興味のあった『けものフレンズ』一期十二話をぶっ通しで観た。
IQを溶かすと評判の高い本作である。アルコールとの併用で効果の重ね掛けを狙ったが、今にして考えるとこれは余計な小細工だったかもしれない。純粋に作品にのみ酔うべきだったか。
この反省に至った経緯なんかも語ってみたいところだが、駄目だ、とても集中力が保てない。
今日一日はとてものこと、何か意味のある、まとまった文章を書ける気がしない。胃潰瘍が再発しないといいのだが。まったく、何度繰り返せば気が済むんだこの阿呆め。
「酔い」の真っ只中にあった際、心地よく麻痺した神経細胞と指先で、衝動の命ずるままメモ帳に書き殴った文章を以下に載せる。今日のところはこれで勘弁して欲しい。
情の泉に愛の花が咲き乱れている。
これほど綺麗な世界を、よくまあ無理なく表現してのけたものだ。心の底から敬服する。
なんということだ。
なんという僥倖だ。
なんというものを創るのだ。
たつき監督ありがとう。

けものフレンズ コミックアラカルト ジャパリパーク編 その2 (角川コミックス・エース)
- 作者: 少年エース編集部,けものフレンズプロジェクト
- 出版社/メーカー: KADOKAWA
- 発売日: 2017/08/26
- メディア: コミック
- この商品を含むブログを見る
ここまでお読みいただき、誠にありがとうございます。
この記事がお気に召しましたなら、どうか応援クリックを。
↓ ↓ ↓