穢銀杏狐月

書痴の廻廊

事は起すに易く、守るに難く、其終りを全くすること更に難し。努力あるのみ。一途に奮励努力せよ。

夢路紀行抄 ―死してなお、ひとり―

 

 

 賽の河原にひとりきり。
 迎えの舟は影もなく。
 石積む子供も、崩す鬼も居やしない。
 地獄が経営破綻でも起こしたのかしらん?
 問うても答える声はなく。
 かすかなる、三途の川のせせらぎのみぞ響きける。


 ――そんな具合の、夢を見た。

 

 

 

 


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