穢銀杏狐月

書痴の廻廊

事は起すに易く、守るに難く、其終りを全くすること更に難し。努力あるのみ。一途に奮励努力せよ。

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待ちわびた黎明の物語


『テイルズオブアライズ』を購入。

 

 

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 ゲームを新品で買うのは久しぶりだ。『サイバーパンク2077』以来ではないか。およそ九ヶ月ぶりの決断になる。

 

 このブランドとの付き合いも長い。


 一番最初に触れたのは、確か『ファンタジア』のps1移植版であったはず。呪文の詠唱を暗記するという、現代式の日本男児通過儀礼も本作によって――インディグネイションによって済ました。


 私の趣味の形成に、大きく寄与した作品といっていいだろう。


 以来、タイトルの殆どを網羅してきた。


 六年前、ゼスティリアという地雷も地雷、超特大の核地雷をまんまと踏み抜かされた際に於いては、流石に愛想も尽きかけたが。――続く『ベルセリア』の出来栄えにより、一抹の希望は繋がれた。まだ『テイルズ』は死に体ではないのだと、持ち直す芽はあるのだと、そう思わせてくれたのだ。

 

 

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『アライズ』はそんな流れの突端にある。


 本作の良否が意味するところは極めて大きい。


 ブランドの将来を占いさえするだろう。となれば是非とも我が眼と心で確認したいと、居ても立ってもいられぬ気分になってしまった。


 財布の紐が緩むのも、むべなるかなというものである。


 この先更新が滞るような事態があれば、つまりそれだけ『アライズ』に熱中しているものと考えて欲しい。他のことが手につかなくなるほどに、みごとな「仕上がり」だったのだなと。


 それではいざ、起動のときを迎えよう。


 期待以上に、頼むぞおい本当にという懇願めいた想いが強い。


 どうか杞憂で済みますように。

 

 

 

 

 

 

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