意識をあまり一点に集約させ過ぎるがゆえに、心ならずも演じてしまう数多の奇行。
パウル・エールリヒにはどうも、アダム・スミスの同類めいた、生活上の失格者とでも称すべき、素っ頓狂な側面が存在していたようだった。
「先生は研究に熱中する結果研究問題以外の事は殆ど皆忘れて仕舞ふ有様で其物忘れは随分甚だしい、食事する事を忘れるなどは毎日の事で
エールリヒと戮力協心、助け合い。サルバルサンを、──梅毒の治療薬を完成せしめた日本人、秦佐八郎の証言である。
共同研究者の言うことだ。
まず、信用していいだろう。
(Wikipediaより、秦佐八郎)
暑さに祟られ、脳を溶かされ、わたしの中から注意力の蓄えが払底しつつある現下。
勘違いとは知りつつも、一方的なシンパシーというものを、彼ら迂闊な天才たちに抱かずにはいられない。
せっかく買い物に出ておきながら、何を買うのかぜんぜん忘れ、帰宅後
夏というのは本当に、苦手な、嫌な時季である。

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