ついに。
ついに、
ついに!
ついに!!
ついにこの日がやって来た。
令和四年二月二十五日、『エルデンリング』の発売日である。
本日ただいまより暫くの間、私は音信不通になるだろう。エルデの王となるために、持てる力のありったけを注ぎたいのだ。脇目もふらさず没頭したい、それに値する作品と疑いもなく信じているから。
ああもう辛抱たまらない。本当に待っていたんだよこの時を。今すぐにでも狭間の地に我が血痕を印したい。十九世紀――パックス・ブリタニカの下で、
(Wikipediaより、アーネスト・ベネット、1932年撮影)
いかにも然りだ、流石はジョンブル、卓見である。二十一世紀、高度情報化社会に棲息する我々は、この歓喜を電子の世界で思う存分堪能できる。飽き果てるまで、何度だって繰り返し。
もっとも進んだ技術で以って、もっとも原始的な衝動を満たすのだ。なんと素晴らしい。これこそ人間の、人間らしい、人間が為すべき所業であろう。
誰にも気兼ねする必要はない、死んだり死なせたり、大いにやろうじゃあないか。それでは皆様お元気で、私も元気にのたうち回って参ります。
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