穢銀杏狐月

書痴の廻廊

事は起すに易く、守るに難く、其終りを全くすること更に難し。努力あるのみ。一途に奮励努力せよ。

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2019-09-11から1日間の記事一覧

徳川家康と岩崎弥太郎 ―紙一枚たりともおろそかにせぬ男たち―

既に幾度か取り沙汰した『修養全集 11 処世常識宝典』は、流石に昭和というあの時代に編まれた修養本なだけあって、倹約を奨励する記述が至る所で目に入る。 それは単に理論をもてあそぶのみでなく、 薪などは薪と薪との間を適当に空かせて、火力が鍋や釜の…